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広島に住む貧乏薄幸少女の純愛漫画です。ストーリーはこんな感じ。 広島弁とはいえ東部っぽいなあと思ってたら、原作者が福山出身だったんですね。 これを読んで初子の覇気の無さにイラッときたり、「もっと努力できるじゃん!ガンバッテ!」と叱咤激励したい人もいるかと思いますが… 自分にも覚えがありますが、「貧しさ」って金銭的な貧しさだけじゃなくて「情報の貧しさ」も含むんですよね。フォローしてくれる大人もいない中学生ならなおさら。どうしようもない生活から抜け出したくても、どういう努力をすれば良いのかわからない。奨学金や通信制教育の存在すら知らない。日銭稼ぎで精一杯で、人生を長いスパンで見られない。ただただ泥沼のような1日をやり過ごすだけ… わかるわかる!この無力感!と思って読んでたんですが、初子の「赤毛のアンの物語は、実は孤児院で死にかけとるアンが見た幻だったんじゃないか」っていう発想には笑いました。どんだけ絶望深いの初子…(・∀・;) 読後の感想は、「恋を信じすぎちゃ駄目よ初子!三島くんはこの後なんやかんや言い訳して高校で彼女作ってアンタを忘れるわよ!」だったんですけども、作者のインタビューなど読むにつれ、ああ、それでいいんだ、年齢相応に頼りにならない初恋相手も、自己憐憫と自己嫌悪に押しつぶされたお兄ちゃんも、存在していただけでこの時の初子にとっては救いだったんだな、と納得しました。 映画『耳をすませば』に舌打ちを禁じえなかった貴女にオススメ☆
by yan_two
| 2008-04-30 10:11
| リコメンド図書室
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Comments(4)
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samuge-nikukyu at 2008-04-30 23:49
>『耳をすませば』に舌打ちを禁じえなかった貴女
アタイ?アタイのことっ!? 読んでみます~~ でもアマゾン先生に中古しかない~~~(涙) この作家さん、前にじゃがさんも別の作品薦めてましたねぇ。
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robano-ana at 2008-05-01 01:14
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yan_two at 2008-05-01 23:39
■samuge-nikukyuさま
『耳を…』の雫には暖かくアドバイスしてくれる大人が沢山いましたが、初子の担任は出会い系にハマッててそれどころではないようです(ノД`) >前にじゃがさんも別の作品薦めてましたねぇ 『薫の秘話』でしたよね。未読ですがあれも読んでみたい!松田洋子は『お母さんといっそ』って連載で知ったのですがこれもどうしようもない家族の話(ギャグ)。画風は好みが分かれそう。
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yan_two at 2008-05-01 23:40
■驢馬さま
>何処の世界に、こんなに爽やかな中学生男子が ですよね!中学生ってもっと自己中で生臭くて面倒臭い生き物ですよね!同じ中3純愛モノではあっても、私にとって初子はリアルでありジブリはファンタジーです。
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